電通デジタルは2025年12月10日、企業のデータマネジメント変革を支援する統合サービス「Data Intelligence Suite」の提供を開始しました。データ品質管理や統合、セキュリティなどの業務を仕組み化することで、関連業務の最大70%削減を見込むとしています。

同サービスは、AI時代に対応したデータ活用基盤づくりを目的とし、組織体制の設計からデータ基準の策定、品質管理、データカタログ整備、アクセス権限管理までを一気通貫で支援します。電通デジタルがデジタルマーケティング分野で蓄積してきたフレームワークを活用し、現状分析と課題整理を行ったうえで、対応方針やルールを定め、実行ロードマップに沿って導入を進める構成です。

特徴として、ビジネス戦略や顧客体験設計といった上流工程から関与し、全社で統一したデータ活用目的と優先順位を明確化する点を挙げています。また、データガバナンスのベストプラクティスを基に、限定した組織やスコープでスモールスタートを行い、効果を検証しながら段階的に全社展開へ広げる手法を取ります。複数システムからのデータを統合する「ETL(抽出・変換・格納)」や、その後の製品導入も支援します。

電通デジタルは今後、データガバナンスおよびデータマネジメント領域でのソリューション拡充を進め、企業がデータを資産として活用し、事業成長と競争力強化につなげる取り組みを継続すると見込まれます。

【サービス情報】

Data Intelligence Suite サービス概要

https://www.dentsudigital.co.jp/news/release/services/2025-1210-000283

source: PR TIMES

Share.